生きやすい人を増やしたい、ISFPタイプのサイコロジカルライターjunです。
今回は「ISFPは日本人に多いって本当?」について検証してみたいと思います。
日本人らしさについて再認識してみると、色々おもしろいことが分かってきました。
この記事は、以下の構成になっています。
気になる記事から気楽に読んでみて下さいね!
①日本人女性の主な性格
1:温厚で自分の意見を言わない
日本人は争い事を好まず、平和主義でとても温厚な性格であると言われています。
特に「自分の意見をあまり言わず、相手に合わせる」という点は、日本人女性ならではの特徴のひとつです。
自分の意見を心に秘め、あまり主張しない日本人の元来の性格や、「女性は男性の一歩後ろに下がるべき」といった価値観が根強く残っていることが考えられます。
「日本の女性は従順である」というイメージを持たれたり、逆に「人の言うことを聞くだけで、自分の意見がまったくない」というイメージを持たれることもあります。
2:本音と建前がある
本当に心の中で考えていることとは違うことを、口に出してしまいます。
これは、相手を傷つけないために、直接的な本音を言うことを避けてしまうからです。
また、以心伝心という言葉があるように、日本人は和を非常に大切にするため、本音をそのまま伝えず、相手に察して欲しいと思っている人が多いのでしょう。
3:謙虚である
日本人は、他人から褒めらることがあっても、思わず「そんなことないですよ」と謙遜する人が多いように思います。
このように謙虚な姿勢は、日本人ならではの性格です。
日本では謙虚な物腰でいないと、「自慢しているの?」と嫌味に取られてしまうことがあるからでしょう。
4: 相手に気をつかう
何か自分の要求があっても、まず相手の立場になって、意見を聞いて、さらに相手の表情などを見た上で、自分の意見をいうべきかどうかを判断します。
仮にその要求を言ったとしても、折り合いをつけた上での意見になるので、100%自分の考えを伝えられるとは限りません。
5:礼儀やマナーを守る
日本人は海外の方から特に、「マナーがいい」「礼儀正しい」といったイメージを持たれることが多いです。
理由は、日本人の接客態度が世界でずば抜けて良いというのがあると思います。
これはおもてなし精神や、先輩や目上の人、お客様には敬語を使うといった日本ならではの文化があるためでしょう。
また、列を作って並び、順番を抜かして横から入ってくることはしないといった、行動面にもおいてもマナーの良さがあります。
これは海外ではなかなか無いことで、列に並んでいても、平然と順番を抜かす人もいます。
6:我慢強い
簡単には物事をあきらめず、最後までやり通す、我慢強い性格であることも特徴です。
ドラマ・アニメなどで「スポ根」と呼ばれるジャンルがあったりするくらい、「根性精神」に憧れと美徳を感じてしまう日本人が、かつては多かったと思います。
日本では、未だに「一つの会社で定年まで全うする」といった社会人が多くいます。
その点でも、「日本人が簡単に物事を投げ出さずに、最後までやり遂げる」という意思の強さが伝わってきますね。
7:集団行動が多い
事あるごとに集団行動を強いられ、一人で行動すると「仲間外れにされているんじゃないか、友達がいないんじゃないか、と周りから思われていないかな」と不安に感じるというのも、日本人ならではの特徴です。
幼いころから、クラス単位で常に意識し行動するように、学校で学びます。
さらに、他人から自分がどのように見られているのかを常に気にし、世間体を強く意識するように教え込まれていきます。
どこかの組織やグループに所属していないと、まっとうな人生を歩んでいないように感じられて、安心感を得られない人が多いです。
どちらかというと個人主義で、他人の目を気にしないお国柄の人からみると、その感覚を理解されず、おどろかれたり不思議に思われることもあります。
8:他人と自分を比較しがち
幼少期からの集団行動を強いられてきたこともあり、常に自分が周囲から浮いていないかと気にしたりなど、無意識のうちに他人と自分を比較してしまいます。
そのため、洋服やメイク、小物など、本来は自分が自由に選び楽しんで良いものでも、他人からどう見られるかを基準に決める人も多くいます。
9:完璧主義になりがち
どんな事に対しても、ルールとフローチャートに沿ってミスなく進めていこうとする日本人は「完璧主義」と思われることもあります。
例えば、電車を分刻み秒刻みで時間通りに走らせたり、1分でも遅れようなら、乗客からクレームが入る前に、謝罪のアナウンスが流れるところなどに、完璧主義の性格が現れていると言えます。
このように「少しくらいの間違えならなら大丈夫」といった、ある意味ポジティブな、楽観的とも言える考えはあまり許容されないのが、日本人の特徴です。
10:外見を気にする
日本人女性は、外出する際はよほどのことがない限りは、必ずお化粧をしたり髪型を整えるなど気をつかう人が多く、外見を気にする点も特徴のひとつです。
特に、日本では「化粧はマナー」という考えが少なからずあります。
理由はどうあれ、いざスッピンで出社しようするものなら、周りからじりじろ見られることになりかねません。
海外では「ビジネスシーンだからといって化粧をしなくてもまったく問題ない」という文化も珍しくはありません。
海外に行ったことがある日本人女性などは、「海外に行くと何処でもすっぴんで過ごすのが当たり前で、服装も気をつかわなくていいし日本にいるときよりも楽!」「その上、お肌に負担もかからない!」という声もよく聞かれます。
11:ブランド物やトレンド好き
周囲と同じでいることで安心したいと言う気持ちから、周りの持ち物や、趣味趣向、話題にとても敏感にアンテナを張り、流行りのトレンドを追いかけるのも日本人の特徴です。
また、日本人女性は、人気ブランドの新作商品が発売されると、特別に好みではなくても「多くの人が買っているからほしい」という安心感を得たい感情で、ブランド物を購入します。
この心理の理由は、自分に合う合わないなどの個性や個人の考えを大切にするより、周りの評価を気にし、孤立せずに安心感を得ることを重要視することがあらわれています。
②日本人にはISFPが多い?
①の項目を見る限り、ISFP型に当てはまっているところが多いです。
11個中、実に6個あてはまっていることになります。
具体的には・・・
1:温厚で自分の意見を言わない
2:本音と建前がある
3:謙虚である
4:相手に気を遣う
5:礼儀やマナーを守る
6:我慢強い
です。
ISFPタイプはとても大人しく、一見は控えめな性格です。
自分の価値観に合う、意義があると思うことを見つけると、そのことに熱中します。
しかし、それをなかなか表立って他人には見せることはしません。
率直に自分の心の内側を表現するのが苦手で、それを表現しても受け入れてもらえないし、嫌われると思っています。
同時に、とても我慢強く、平等に周囲の物や人をよく観察しています。
また、他の人の願いを受け入れようと頑張りすぎて、自分の欲求を常に後回しにしてしまう傾向があります。
そのためISFPタイプは、心の内側ににある思いや情熱を言葉ではなく、態度で表現します。
同時に決して、自分がスポットライトを浴びるようなことはしません。
光の当たらない、いわば影の部分から徹底的にサポートをしたり、芸術や身体を使って自分の感情を表すことを好んだりします。
そう考えると、日本人にはISFPタイプが多いというのは、あながち間違いというわけでもなさそうです。
③ISFPタイプの著名人
有名なISFPタイプの日本人をご紹介します。
1:前田敦子
女優、歌手。愛称は、あっちゃん。女性アイドルグループ・AKB48の元メンバー。
前田敦子さんは、自他ともに認めるとてもマイペースな性格の持ち主です。
AKB時代には、4人でユニットを組んで歌う時に「自分1人だけが目立ちたくない!」と大泣きしたという逸話も残されています。
一見、他のメンバーに気を使ったのかなとも思いますが、本人曰く「自分の長所はマイペース、短所もマイペース」ということで、単純に本心だったのかもしれません。
また、そのマイペースぶりから、周囲の人に誤解されることも非常に多く、「あっちゃんは何を考えているのか分からない」と他のメンバーから指摘されることがあったようです。
自身の性格について「他人には流されないタイプ」であると自負しています。
しかし、その一方で「弱いところがあるとわかっているので、エゴサーチしない」とも公言しており、ISFP特有の繊細な部分も伺えます。
2:沢尻エリカ
女優、歌手。本名、澤尻 エリカ。エイベックス・マネジメント所属。 東京都出身。
沢尻エリカさんのデビュー当時は、清楚なイメージで初々しい雰囲気だったので、世間では性格がとても良いと感じていた人も多かったようです。
しかし、2007年に映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、不機嫌そうな態度をとり、あの「別に」騒動からは、うっって変わって性格が悪いイメージを持ってしまった人がいます。
また、男性に一切媚びない性格のため、特に女性から人気があります。学生時代のエピソードとして、白黒ハッキリした物言いもあり、周りから嫌われていて、30人くらいの女子に囲まれたこともあったそうです。
逆に、こういった所に好感をもたれ、「沢尻エリカは素直で馬鹿正直なだけ。言いたいことをはっきりと言って好感がもてる」「沢尻エリカは魅力的だから、やっかみもあるんじゃないかな」「沢尻エリカは他の芸能人のようにキャラを作っていないところが好感を持てる」と評価する声も多くあります。
本人もインタビューで、自身の性格について「キツイからすぐにパッと言ってしまう」と断言しています。
そのおかげで、私生活では街で声を掛けられることがなく、何も気にせずに行動ができるので、「普段は楽だ」と発言していました。
ただ最近では、年齢を重ねるごとに性格が丸くなり落ち着いてきたのではという声も聞かれます。
例えば、撮影現場に差し入れを持ってきたりするようになったそうです。
3:本田翼
日本の女優、ファッションモデル、タレント、YouTuber。 東京都三鷹市出身、スターダストプロモーション所属。愛称は、ばっさー。
ドラマや映画、CMに多数出演しており、長きにわたり活躍している本田翼さん。
明るく天然、元気なキャラクターで、お茶の間を和ませています。
世間では、「天然で明るい」「自然体で可愛い」と好意的な意見もありますが、逆に、その一方で「性格悪そう」「態度が悪い」という批判的な意見もあるようです。
理由は、もともと人見知りが激しく、初対面の人とは愛想よく話せないばかりか、食事などに誘われないように、連絡先を教えないんだそうです。
そのため、「冷たい」「感じ悪い」と思われることもあります。
また、ドラマ出演の際には、非常にNGが多いため、台本をしっかりと読み込んできてないことが共演者にバレたこともあります。
これが原因で、ドラマ中のシーンで話が全く繋がらなくなるような致命的な間違いもしたそうです。
某トーク番組にゲスト出演した際には、司会の方に対してこともあろうか、「うん」「おお」「ねえ」とタメ口を連発してしまいました。
さらに、「興味ないやろ?」と話を振られた際にも、「はい」と答えたことはあまりにも有名な伝説です。
このようなバラエティ番組への対応で、批判をされることが多かったのですが、その天真爛漫な、いい意味で芸能人っぽくない飾り気のない性格や、YouTubeでの緩い雰囲気が好きという意見もあります。
ISFPの著名人の性格や行動を見ると、総じて自分の価値観に従って物事を判断し、心に素直に生きている傾向があります。
④ISFPあるある大辞典
ISFPタイプのあるあるについて、まとめてみました。
1:面倒見がとても良い
ISFPタイプはとても面倒見がいいです。
他人の感情にとても敏感で、共感能力にすぐれ、相手の気持ちに深く寄り添うことができます。
そのため悩んでいる人や、落ち込んでいる人を見ると気になってしまい、何か自分にできることはないかと考えます。
2:人の顔色を気にすることが多い
ISFPタイプは、本心を中々相手に伝えることができません。
理由は、争いを嫌い平等を好むので、自分の考えがあったとしても、相手の話や表情から折り合いをつけた意見に、無理やり合わせてしまう傾向があります。
その時は、¥いいのですが、心に思っていることを素直に伝えることができないので、本来の自分とは違う役割を担うことが多いです。
3:ストレスを溜めやすい
1人で過ごす時間が確保できない。
他人に気を遣い過ぎてしまう。
感情を自分の内に溜め込んでしまう。
こういったことが続くとストレスを溜め込んでしまいます。
こうなってしまうと、感情的な判断になってしまい、あらゆる物事に対して、今まで抑圧されていた感情が八つ当たりのごとく爆発してしまいます。
そんな時は、自然を感じたり、音楽や絵画などの芸術に触れ、ストレス解消しましょう
4:物事を先延ばしにしてしまいがち
ISFPタイプはその場のフィーリングをとても大切にするので、計画して物事をこなしてゆくことがとても苦手です。
いざ物事を綿密に決めたとしても、決めた通りにやることをしなかったり、提出物があっても、常にギリギリになってしまうことが多いです。
これには理由があり、面倒だからやらないとかではなく、色々と頭の中でアイデアを考えたりしてしまうからなのです。
なので、側から見ると、仕事が遅いと判断されたりすることがあります。
⑤まとめ
いかがでしたか?
ISFPタイプが日本人に多いというのは、かなり当てはまっていそうです。
自分を表現したいけど、露骨には表現できない…でも気づいて欲しい…
あんまり自分のことを好きになれないでいる…
このように、ISFPタイプは本心が上手く伝えられなかったり、表現することが苦手なので、勘違いされることが多いのが特徴です。
誰よりも自分の事を理解しているからこそ、簡単には本心を見せたくないし、簡単にはわかってもらいたいとも思わないのです。
けれども、「本当の自分を分かって欲しい」という一つの思いを心に秘めています。
恋愛でも、中々積極的になれないことが多いです。
ISFPの恋愛傾向については、以下の記事に詳しく書いています。併せて読んでみてくださいね。
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